産前にはいていたズボンやスカートがはいらなくて、何も着るものがなくなってしまっているつぼみママです。
産後、なかなか体重が減らなくて、かなり焦る気持ちが出てきてます。
早く痩せたい!と思うんですが、この時期に無理なダイエットは禁物!まずは自分自身と赤ちゃんの健康が第一。そのためにも食事からしっかり栄養を摂らなければいけません。
でも。
ダイエット方法のひとつとして、よくファスティング。
育児に一段落した仲良しママ友なんかは積極的に実践していて、かなり気になっているんですけれど、今の私は授乳中。
[chat face=”つぼこママ.png” name=”つぼみママ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]授乳中でも実践していいのかな?[/chat]
と心配に思っていたんですね。そこで頼りになるママ友の管理栄養士の明日香さんに聞いてみました!
[chat face=”できる女⑤.png” name=”管理栄養士ママ明日香さん” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=””]妊娠中、授乳中のファスティングは、栄養不足を招き、ママにとっても赤ちゃんにとっても危険ですのでNG!もしあなたがミルク育児のママで体調に問題が無いなら、すぐに始めても大丈夫。もし授乳中なら、卒乳して体調が安定したタイミングで行ってね![/chat]
と。
この記事では、管理栄養士のママ友、明日香先生からお話を聞いたことを元に、産後ダイエットに一生懸命取り組んでいるけれど、なかなか痩せずに困っている私のようなあなたへ、ファスティングの疑問にお答えします。
断食とファスティングの違いは?
日本語では断食、英語にするとファスティングですが、一般的にはすこし違う意味として使われているようです。
断食は、宗教的な修行や、病気を治すための療法として位置づけされていることが多く、一定期間、食べ物を一切摂りません。
一方ファスティングは、身体のデトックスが主な目的です。様々な方法があり、安全で効果的なやり方を指導している団体もあります。
期間中は固形物を食べず、飲み物で糖分やビタミン・ミネラルなど必要な栄養素を補給しながら行います。酵素ドリンクを使用することが多いようですね。
ファスティングのデトックス効果とは?
あなたは普段、安全性を考えて食べ物を選んでいるでしょうか?
私たちの身体には、食品添加物や農薬、重金属などの有害物質が蓄積しています。現代の環境に身を置いていると、どんなに注意していても、程度の差はあれども避けられないことです。
ファスティングには、こういった有害物質を身体の外に排出する効果が期待できるのです。
アレルギーや生理痛といった症状が改善することもあるようですよ(もちろん、絶対ではない)。
妊娠中、授乳中のファスティングはNG!
ファスティングは、妊娠中や授乳中のママは行ってはいけません。
摂取エネルギーを最小限まで減らす方法ですので、ママにとっても赤ちゃんにとっても大切な時期に行うのは危険です。今、あなたが授乳中のママなら、卒乳してからのお楽しみにしましょうね。
一方、妊娠を希望している方がデトックスを行い、体内の有害物質を排出しておくことは、赤ちゃんのためにとても良いこととされています。
[chat face=”できる女⑤.png” name=”管理栄養士ママ明日香さん” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=””]でも、無理に頑張り過ぎるのはよくないので、加減を大事にしてくださいね![/chat]
ファスティングは意味ない?
一番知りたいのはここですよね!ファスティングはダイエットに効果があるのでしょうか?
期間中は摂取エネルギーを抑えるので、一時的に体重は落ちます。ただ、日常の食事に戻すと、体重も元に戻ってしまう、ということもあります。
ここで、ファスティングを行うことのメリットとデメリットをまとめてみます。
ファスティング3つのメリット
①デトックス効果
ファスティングの最も大きなメリットです。
私たちの身体には、優れた解毒機能が備わっています。身体に入ってきた添加物や重金属などの有害物質は、肝臓や腎臓といった臓器のはたらきで処理されています。
しかし、入ってくる量が増えれば、この臓器たちも疲れきってしまい、十分な解毒が出来ない状況に。ファスティングでケアすることで、本来のはたらきを取り戻すことができます。
②胃腸の休息
毎日忙しく過ごすママは、どうしても食生活が不規則になりがちですよね。育児には体力が必要ですから、空腹を満たすために食べすぎてしまっているかも。
食べたものを消化・吸収には、実はとても大きなエネルギーが必要です。毎日フル稼働している胃腸を休ませることで、自然治癒力が高まります。さらに腸内環境が整うことで、便秘の改善につながります。
③ダイエット効果
ファスティングの期間中はエネルギーの摂取量が減るので、自然と体重が減ることが多いでしょう。
もうひとつ、ダイエットにつながるファスティングの仕組みがあります。
実は、食事を摂らなくても、1日分くらいは身体に残っている糖質でエネルギーを賄うことができるのです。身体に残っているエネルギーが無くなると、自分の身体を分解してエネルギーを作り出します。
まずは筋肉が、次に材料となるのが脂肪組織です。脂肪組織はグリセロールと脂肪酸に分解されます。グリセロールは肝臓に送られてブドウ糖に変換されて、エネルギーとして使われます。体脂肪がエネルギーとして使われることで、ダイエットにつながるのです。
[chat face=”できる女⑤.png” name=”管理栄養士ママ明日香さん” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=””]このエネルギー源の変化による体重の減少は、ファスティング3日目くらいから起こる人が多いようです。[/chat]
ファスティング3つのデメリット
①食事を摂れないのが辛い
これがファスティングの最も大きなデメリット。
毎日当たり前のように食べていたご飯が食べられない…というのは大きなストレスです。空腹感が辛いのはもちろん、食べることは生活の楽しみのひとつでもありますから、それを制限するには強い意志が必要です。
まずは半日、1日と短い期間から試してみて。あまりにも辛ければ、消化の良いスープなどの優しい食事に移行して、そのまま一旦終了してもOKとしましょう。強いストレスは子育ての妨げにもなってしまいますから、無理は禁物です。
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②筋肉量の減少
先ほど、ダイエットにつながるファスティングのメカニズムをご紹介しましたが、これがデメリットともなります。
エネルギーを作り出すために筋肉が分解されてしまうので、筋肉量が減ってしまうのです。筋肉量が減ると代謝の低下につながり、太りやすい体質に。
[chat face=”できる女⑤.png” name=”管理栄養士ママ明日香さん” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=””]ファスティングの期間が終わった後は、たんぱく質の摂取を意識してみてくださいね![/chat]
③頭痛や吐き気、倦怠感などの症状が出ることも
ファスティングに慣れていない場合や、普段の食事時間が乱れている場合などに症状が出やすいようです。好転反応とも言われますが、辛いと感じたら無理せずに中止しましょう。
[chat face=”できる女⑤.png” name=”管理栄養士ママ明日香さん” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=””]専門家の指導の下に行う場合は、こういった症状が出た場合の対処方法も教えてもらえます。[/chat]
ダイエットに期待できるファスティングの方法
ファスティング中の栄養補給として、酵素ドリンクを使う方法が一般的です。ファスティングの一番のメリットのデトックス効果を得るには、必要なビタミン・ミネラルの補給が欠かせません。
ファスティングに欠かせない酵素ドリンクの選び方
酵素ドリンクは、野菜や果物を乳酸菌や酵母菌などの微生物もはたらきで発酵・分解させたエキスです。
選び方のポイントは、添加物や砂糖が使われていないものを選ぶこと。糖質が多いものは血糖値の乱高下を招き、ダイエットの妨げになります。
酵素ドリンクを作るためには、野菜や果物をたくさん使いますし、発酵には手間がかかるので、きちんとつくられた商品は値段も高くなります。
反対に、あまりにも安いものは香料やシロップ、添加物が入っていることも多く、その中身は市販のジュースと変わらないことも。
[chat face=”できる女⑤.png” name=”管理栄養士ママ明日香さん” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=””]広告に惑わされず、自分の目で成分を確認する必要があります。[/chat]
私が三女出産後に飲んでいた完全無添加の酵素ドリンク【優光泉(ゆうこうせん)】 は、完全無添加で野菜そのものの甘さで作られていたので、とても飲みやすかったです。
お気に入りの酵素専用(勝手にそうしているw)コップで子供も好んで飲んでいましたね↓
ファスティングの期間は?
ファスティングには、日数に応じて準備とアフターケア(回復食)が必要です。日数は期間別に3つに分けられます。
まずは短い期間からトライするのがおすすめです。
[box05 title=”ファスティングの期間・日数”]
- 半日のファスティング…準備期、回復食の必要なし。
- 1日のファスティング…前日の夜と翌日の朝は軽めの食事に調整。
- 3日以上のファスティング…準備期と回復食の期間を必ず取る。専門家の指導が必要。
[/box05]
ここでは、個人でも気軽にチャレンジできる、半日、1日ファスティングのやり方をご紹介します。
◆1人でできる半日ファスティング!
1日の食事のうち、朝食は夕食を酵素ドリンクに置き換える方法です。
就寝時間も絶食と考えて良いので、その前後の食事を置き換えることで、およそ半日、消化器官を休息させることができます。これなら無理なく取り組めそうですね。
朝は排泄の時間ともいわれますので、スケジュールに無理が無ければ朝食を置き換えるのがおすすめ。これだけでも体内の老廃物がスムーズに排出され、身体が軽くなる感覚が味わえますよ。
回復食の必要はありませんが、ファスティングの後の食事は、野菜たっぷりの食事を心掛け、食べ過ぎに注意してください。空腹時は身体が栄養を蓄えようとするので、油断禁物です。
◆1人でできる1日ファスティング!
1日の3食をすべて酵素ドリンクに置き換える方法です。
前日の就寝時間を含めて、およそ1日半、消化器官を休ませることができます。
前日の夜は夜8時くらいまでに夕食を済ませ、その後は固形物を摂らないようにしましょう。当日は、酵素ドリンクと水または白湯で過ごします。
ファスティングの翌日の朝食は、おかゆや味噌汁、野菜スープなど、消化の良いものを少量にしておきましょう。急にいつも通りの食事に戻すと胃腸に負担がかかりますし、食べたものが体脂肪として蓄積されやすい状態ですので、リバウンドの原因ともなります。
[chat face=”つぼこママ.png” name=”つぼみママ” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]たった1日食べないだけでも、身体の変化が感じられましたよ。[/chat]
さいごに
身体を定期的にリセットすることは、健康のためにとても有効だということがわかりましたね。
ファスティングは、ダイエットに直結するというよりは、身体をデトックスすることで内側からメンテナンスする方法です。
ファスティングは最高の外科医ともいわれています。ただ、その効果を得るためには正しい知識が必要なので、3日以上のファスティングは専門家の指導の下に行うことをおすすめします。
また、妊娠中・授乳中は無理せずに、赤ちゃんとママの体をいたわってあげる方を優先です。
正しく行えば、キレイと健康を叶える手助けになります。私にも出来そう!と思ったら、まずは短期から、ぜひ試してみてくださいね♪
私が実践した酵素ドリンクはこちら↓です^^
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