産後体重が減らない原因は?産後ダイエットを成功させる5つのコツ!
「出産したら、もっと体重が減ると思ったのに…」
このようにがっかりするママたちも多いのではないでしょうか?
私も、出産後、体重を量り、がっかりしたうちの1人です。
しかも、産後のダイエットはとても過酷です。
育児も大変だし、自分の体もなかなか回復しません…。
それに、精神的にもきついなと感じることもあります。
このように自分の心の余裕がない中では、産後ダイエットどころではありません。
しかし、何とかして元の体を取り戻したいと思いませんか?
そこで、今回は、産後体重が思うように減らない原因とその対処方法について紹介していきます。
原因が分かれば、ダイエットを成功させるコツも見えてきます!
育児をしながらでも、少しの時間と少しの努力をすれば、産後ダイエットは絶対に成功します!
ぜひ、一緒に取り組んでいきましょう。
産後、体重の減り方、目安は?
産後、体重を減らしたい方は、産後1か月から8か月が理想の体重に戻すチャンスです!
育児や自分の体調と相談しながら、早い時期から産後ダイエットに取り組んでいきましょう。
それでは、まず、妊娠に伴う体重増加の内訳をみていきましょう。
・胎児 3kg
・羊水 0.5kg
・胎盤 0.5kg
・子宮や乳腺の発達 1.5kg
・血液、水分、脂肪 2.5kg
これらの合計は、8kgです。
妊娠中は、女性ホルモンの働きが活発になり、水分や脂肪を蓄えようとするので、太りやすくなっています。
妊娠期の体重の増加は、7~10kgが目安だと言われています。
少し厳しい産婦人科だと、7~8kgの増加にしてくださいと言われますよね。
この程度の体重の増加であれば、産後直後から3か月の間に戻すことができます。
産後直後は、出産に伴い、6kgほど減ると言われています。
しかし、中には私のように3kgほどしか減らない人もいます。
期待していた私は、かなりのショックでした…。
でも、諦めてはいけません!
この3か月の間に、10kgは落とせるからです。
体重の減り方の目安としては、産後1か月~2か月で7kg、産後3か月で8kg~10kg、そして、産後5か月には妊娠前の体重に戻ります。
遅いからでも産後8か月頃には戻るでしょう。
それでは、産後に体重が減らない原因をみていきましょう。
産後体重が減らない原因
産後、体重が思うように減らない時は、次のような原因があります。
食生活
産後は、大変な育児に備えて、「たくさん食べないといけない」と思っていませんか?
また、産後、実家に帰省し、親に甘えて食べたいものを食べたいだけ食べていませんか?
少し、食生活を見直すと、食べ過ぎを防ぐことができますよ。
そして、高カロリーの物を避け、低カロリーで高栄養な物をしっかりと摂りましょう。
女性ホルモンの影響
出産後、女性ホルモンが急激に低下します。
特に、エストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンが一気に減少します。
女性の体が痩せやすい時期は、エストロゲンという女性ホルモンがたくさんある時です。
しかし、産後は、このホルモンが少なくなってしまうので、痩せにくくなってしまう方もみえます。
骨盤のゆがみや筋肉のゆるみ
女性は妊娠すると、赤ちゃんをお腹の中で育てようとしたり、出産時に赤ちゃんの大きな頭が通れるようにしたりするために骨盤の筋肉を緩めています。
骨盤の筋肉が緩んでしまうと、骨盤が不安定になり、ゆがみやずれが生じます。
このゆがみやずれは、そのままにしておくと、体内の内蔵が下に下がってしまい、血液やリンパの流れを悪くさせます。
すると、老廃物がうまく体内から排出されなくなるため、体内で滞ってしまいます。
しかも、代謝も悪くなるので、太りやすい体になってしまうのです。
生後すぐから骨盤のケアはできます。
また、体が回復したら、徐々に運動をし、筋肉を元に戻していくことで痩せやすい体をつくることができます!
2人目以降の出産
何人も子供を出産されている方は、骨盤の位置がずれたままになっていたり、歳を重ねていて基礎代謝が落ちていたりします。
そうすると、体は痩せにくくなっています。
しかし、中には、2人目以降の産後の方が痩せたという方もみえます。
双子を出産したり、上の子の育児と重なったりで、大変な育児でダイエットができたというのです。
私の友達も、3人の子育てをしているママがたくさんいます。
それぞれの子供の育児が大変で時間がないので、間食もできないし、休む暇もないと言っています。
そのおかげで、3人の子育てをする私の友達のママたちは、とても細いママたちばかりです。
育児が大変な方は、それだけで産後ダイエットが成功できるチャンスですね。
でも、育児は精神的にも肉体的にも辛く感じることがあるもの。
無理はしないでくださいね。
むくみの可能性
体重が戻らないと悩んでいる方は、むくんでいる可能性もあります。
産後は、赤ちゃんのために母乳を作ろうと体内に多くの水分を蓄えようとします。
そのため、食事や骨盤のケアをしているのに、なかなか痩せないという方もみえるでしょう。
このむくみは一時的なものなので、時間がたてば治りますし、体重も減少していくので、気にしなくても大丈夫ですよ!
母乳育児とミルク育児
母乳育児の方が痩せやすいと言われます。
なぜなら、母乳育児だとママが食べた栄養を赤ちゃんがたくさん吸い取ってくれるからです。
ただ、母乳育児だからと食べ過ぎには注意しましょうね。
母乳育児の場合、母乳をあげていても体重の増加が見られる時は食べ過ぎのサインです。
ミルク育児の方も、産後1か月は何もしなくても体重は減りやすいです。
しかも、母乳育児に比べて、体が回復しやすいので、早い時期から食事に気を付けたり、運動をしたりすることができます。
また、精神的にも体力的にも余裕が生まれやすいので、ダイエットを本格的に始められるというメリットもありますよ。
産後ダイエットを成功させる4つのコツ!
産後ダイエットは必ず成功します!
自分の目標を具体的に決めたり、スモールステップで目標設定をしたりして、諦めず、継続して行いましょう。
それでは、産後ダイエットを成功に導くコツを紹介していきます。
①食事
高カロリーの物を避け、低カロリーで高栄養な物をしっかりと摂りましょう。
特に、大豆やささみなどの鶏肉はとても栄養価が高いのですが、太りにくい食材です。
それに、女性ホルモンの働きを助け、疲労回復にも効果のある食材です。
低カロリーで高栄養の食材を選んで食べてみましょう。
また、和食中心の食事にすると健康的にダイエットができます。
しっかりとバランスよく栄養が摂れていれば、母乳育児も安心してできますよ。
②骨盤ケア
産後直後から、骨盤ケアをすることができます。
骨盤のゆがみやずれは、下半身太りを引き起こす要因の1つです。
自分に合った骨盤矯正ベルトを見つけ、正しい付け方で矯正していきましょう。
私も産後1週間後から、骨盤矯正ベルトで矯正を始めました。
始めてから1週間に1kgずつ体重が落ち、産後3か月の時には、妊娠した時よりも5kgも減らすことに成功しました!
骨盤矯正ベルトに不快を感じる時は、矯正に通うこともおすすめです。
専門家のもとで、骨盤が本来の位置にしっかりと戻り、痩せやすい体の土台ができます。
また、骨盤のゆがみやずれを防ぐには、正しい姿勢を保つことが大切です。
猫背にならないよう、正しい姿勢を意識しましょうね。
③運動
赤ちゃんの育児に慣れたり、体が回復したりしてきたら、積極的に運動をしてみましょう。
おすすめの運動は、ヨガや散歩です。
赤ちゃんを連れて行けるヨガの講座も増えていますし、スマホのアプリを利用して自宅でヨガを楽しむこともできます。
産後なので、優しいポーズから始め、自分の体と相談しながら取り組んでいきましょうね。
また、赤ちゃんは散歩が大好きです。
自然のものなど身の回りのものに出会わせてあげながら、ママはしっかりと歩きましょう。
歩く時に、「かかと→足の外側→小指の付け根→親指の付け根→親指」と体重移動を意識しながら歩くと、きれいな姿勢で歩くことができるようになり、ダイエット効果が高くなりますよ。
他にも私は、赤ちゃんをあやしながら、スクワットをしたり、腹筋をしたりしていました。
このように、ながら運動も工夫すれば取り入れることができますよ!
④授乳
産後ダイエットをするためには、母乳育児をおすすめします。
母乳育児は、1日に何度も授乳をするので、消費カロリーが500kcalにもなります。
また、母乳を出すと、子宮の収縮が促進されて、元の体重に戻りやすいのです。
母乳がたっぷりと出る方は、母乳育児をがんばり、ダイエットに繋げていきましょう!
このように、産後ダイエットのコツはたくさんあります。
自分に合ったものを見つけたり、組み合わせたりして効果的にダイエットができるとよいですね。
そして、「絶対に痩せる!」という強い意志を持ち行いましょう。
まとめ
今回は、産後に体重が減らない原因と産後ダイエットを成功させるコツをご紹介しました。
産後ダイエットに苦労している原因が分かれば、それを解決する方法も見つかります。
自分に合った産後ダイエットの方法を見つけて、産後1か月~8か月の間にしっかりと体重を落としていきましょう!
自分に負けず、がんばっていきましょうね。
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